T E R M I N A L

たてもののこと
築75年の足元

築75年の足元

75年の歳月は長い。 そして建物も人もそれだけ年をとりました。 それでもこの建物は管理がよかったため大きな補修工事なく MACHITOKI事務所として使うことができました。 ただ床は乗れないくらいゆるい場所があります。 事務所としては大丈夫でしたが、今後のショールームとしては ちょっと危険です。 そんな危険な場所にお客様をお招きすることはできません。 壁などは自分でやろうと暇を見て補修をしていますが さすがに床の張り替えはちょっと厳しいと思い、親 . . .
のんびりと急げ!

のんびりと急げ!

暖かな春の陽が傾きはじめるころ、デスク側を向いていた椅子を 「くるっ」と回転させて作業台に向かいます。 事務所だったこの場所は、今は現場の対策室になっています。 テーブルの脚に簡易的にベニヤ板を乗せただけの作業台に肘をついて 甘いチャイをしばし楽しむ。 そのまま何もしなくてもいいのなら ずっとこうやっていたいところなのですが、夏のショールームオープンに むけてやらなくてはいけないことがたくさんあります。     もちろん建物を . . .
近代建築にて

近代建築にて

実際にショールーム(実店舗)としていくことが決まり 大体の配置なども大まかには決まりました。 「よ~し、やるぞ!」 今はひっそりとしているこの近代建築の中で人知れず気合を入れています。 久しぶりにデジタルの中じゃない、実物のものや人との仕事に すっきりとした解放感と充実感があります。 と言いながらパソコンに向かいこのブログを書いているのは現代人の宿命でしょうか。 さて、実現に向かいやっていくことは 加茂の大洪水で床上まで浸かり、その後何十年もこの . . .
STEEL'S WARMTH?

STEEL’S WARMTH?

凍結した道路を山に向かって10分。 事務所に着くと、真っ先にストーブのスイッチを「ON」に。 デスク横にあるロッカーに手を置くと そのままくっついてしまうのではと思えるほど冷たい。     郵便局時代から使われてきたスチールロッカー。 冷たいイメージと事実冷たいスチール家具。 アメリカの高度経済成長期に、建物の高層ビル化に伴う建築基準法の耐火性の 基準を満たすものとして作られたと言われています。 木の温もりという言葉はあります . . .
温め続けてきました。

温め続けてきました。

  寒くなってきましたので、旧郵便局で使っていた渋い暖房器具を紹介させて頂きます。 これは昔の「足温器」です。 アルミ製で懐炉灰のようなものを入れていたようです。 昔の郵便局の方はこれで足を温めて、厳しい冬を乗り越えたんですね。 渋いですね。 形もいいですし、古いアルミの質感がなんとも味があります。 そしてなんと言っても、〒マークがついているところが「郵便局道具」という 差別化といいますか、道具であっておしゃれなアイテムでもあるといいま . . .
本棚修復中です。

本棚修復中です。

  本棚の戸を修復中。 古いものなので、フレーム部分にほこりやゴミがたくさん入っているので ガラスだけ拭いてもすぐに隙間からほこりが落ちてきます。 そのため、思いきって戸ごと水洗いしました。 昔のものは、あからさまに汚れが落ちるのですごく気持ちいいですね。 ガラスを外して洗う方法もありますが、木の強度があまり強くないので 外す時に壊れてしまいそうだったので、そのまま洗いました。 フレームがはまりきれていなかったりする部分があったので そ . . .
温故知新デザイン

温故知新デザイン

  古い本。 なぜこんなにデザイン的なんでしょう。 この建物を使用させて頂いてから、まだまだ整理できていない部屋などが あり、今回階段にある本棚の整理をしました。 今まで立ててある本の背表紙しか見ていなかったのですが、 出してみるとほとんどの本の表紙がなんともいえない味をかもし出してる かわいらしいデザインのものばかり。 本の質感とあいまってすごくいい雰囲気です。     特に気に入っているのが、この郵便関連の英会話 . . .
昔のものたち

昔のものたち

  この建物が郵便局として使われていた時の万年筆のインク入れ。 窓際に並べてみました。なんだか歴史を感じますね。 どうして昔のものはかわいいんでしょうね。 これは昔のものという先入観もあると思いますが 昔は今みたいにものを量産できなかったので、どこかに手仕事が 入っていて、その部分に独特のあたたかさのようなものを感じることがあります。 建物にしても、道具にしても昔のものづくりはすごく勉強になります。
正面二階の窓

正面二階の窓

  今日は、ずっと掃除できなかった建物正面の二階の窓を外側から 徹底的に拭きました。 この建物は天井が高く2階建てですが 実際はもっと高く、家庭用のはしごをかけても窓まで届きません。  そして正面の窓はまだ修理しておらず蝶番が壊れていて 開かないので、横の小さな縦窓から屋根に移りました。 曇っていたガラスがどんどん透明度を増していくと本当にスッキリとした 気分になります。 中から見ても、外から見てもあきらかに透き通り 気分がいいです。  . . .
愛情を込めると輝きます。

愛情を込めると輝きます。

  建物って人と同じだと感じることがあります。 良い空気、良い風を入れて丁寧に愛情を込めて使っていくと 全然悪くならないし、木が輝いてきます。 古い木を使って家を作る人がいますが 古い木は、いろいろな気候を年十年も経ていくと強度が どんどん増していくと聞いたことがあります。 木も多くのことを経験することで、強くなっていくんですね。 最先端のコンピュターなどは、年月が経っていくと 古くなって悪くなっていきますが、年月と共に成長していくもの . . .
区切られてて気持ちいい。

区切られてて気持ちいい。

  裏玄関(毎日出入りしている)は、道具たちを置いている部屋と 繋がっていて、玄関を入るとすぐに物が見えていて ちょっと不便で配送業者さんにも丸見えの状態だったので 少し気になっていたので、柱と柱の間にワイターを張って そこに区切り幕(カーテンのような)を付けました。 アイボリーの幕と細いワイヤーがすごく清潔感があって満足です。 事務所を移してから、時間がある時は日曜大工でいろいろ直して いますが、今のところ失敗なくきれいにやれています . . .
二階の旧電話交換室への扉

二階の旧電話交換室への扉

  この建物は郵便局と一緒に二階で電話交換業務を行っていました。 昔は電話をかけると一旦交換業務を行っている場所に繋がれて そこから各場所へ繋がれていました。 その電話交換室へ行く階段の途中にまず最初の扉があります。     そして階段を上って部屋に入るところにもまた扉があります。 この小さな階段の空間の中に扉が二つあります。 それがすごく愛らしいというかかわいいです。 昔のものはひとつひとつになにか「温かさとストー . . .