MACHITOKIカフェのメニューが白玉あんみつであること。
むしろ白玉があるからカフェになったの方が適切である。

ガシャ!ガシャ!ガシャ!ガシャ!
うるさい。とにかくうるさい音を立てて、機械たちで動いている。
人も動いている。
顔に白い斑点をつけて動いている。

私、MACHITOKI渡辺の実家は古くから白玉を製造してきました。
泥だらけという言葉がありますが、白玉だらけという言葉はあまり聞きません。
ここでは白玉だらけになります。(この動画は製造のはじめの方なのでまだきれいですが)

せっせこせっせこと石臼に米を入れ、水と一緒に挽いていきます。
(水挽石臼)

水と一緒になって白い液体になったものを筒に流れていって「ギュ!」と圧縮される。
それを取り出して、ガタゴトガタゴトと荒い裁断機で壊していく。
それを乾燥して白玉粉の出来上がり。

ずっとずっとこの光景を見てきました。

日本最大級の水挽石臼をはじめ、全部が古くからの機械たち。
その機械と人がつくる白玉粉。

僕からするとある意味では宝石のような白玉粉です。

そんな白玉粉で作られた白玉がMACHITOKIのメニューです。

加茂駅前あたりでガシャ!ガシャ!ガシャ!ガシャ!という音が聞こえたら
それは渡英商店の機械たちが一生懸命動いている音です。